54時間で起業家を目指すStartupWeekend 参加レポート(前編)
StartupWeekendに参加してきた。
先日StartupWeekend(以下SW)に参加してきました。
充実感があり、大きく成長できた(気がする)このイベントの体験談を備忘録として残しておきます。
ちなみに、起業する為というよりかは知見、見聞を広める為に参加しました。
まず、SWとはタイトル通り金曜日夜から日曜日夜の54時間で起業家になることを目指すパワフルなイベントで、世界各国120万人以上の参加者がおり、全世界で開催されているらしい。
簡単な流れを説明すると、
最初に以下の3つの中から担当を選ぶ。
・ハッカー(プログラミングなど開発者)
・デザイナー(使いやすいデザイン構成)
・ハスラー(マーケティングなどハッカーデザイナー以外)
次に自分のやりたいことや起業のネタがある人はその思いを参加者に1分間ピッチ(投げかけ)をする。
そのピッチャーに賛同したり、興味があるなどの有志が集い、チームになる。
チームで54時間以内に必要最低限のビジネスモデルを作り上げる、というイベント。
ちなみに54時間全て拘束されるわけではなく、しっかり夜は自宅に帰れます。
豆知識だけど、私が参加した時はフランスでも同時刻で開催されていた模様。英語圏だったらたまにTwitter等で情報交換したりするそうな。
1日目
朝から久々に緊張していた。というのも、起業家を目指すイベントなので凄い人達が集まってくるのだろう。自分の力は通用するのか、足手まといにならないか、と、挑戦するやる気と不安な気持ちでいっぱいだった。
初日は18時半受付開始なので、ピッタリに会場到着、恐る恐る中に入る。
受付にて、まず上記にある三種類の担当を選ぶらしくマーケティングしか知らない私は迷わずハスラーを選択した。
最初は懇親会なので、テーブルにてちびちびお酒を飲んでいると徐々に人が集まってきた。話すと20〜30代が多く、大学生、既に起業していて会社のCEO、社長息子、会社員、など色んな人種がいた。全体の8割位がハスラーだった。
それにしてもCEOが多くてびっくり。小さな会社でも起業している人が多くて感心した。
程なくしてSW JAPANのLeeさんが上記に記載した趣旨説明。
SWにてビジネスモデルのMVP(minimal viable product)を作る。つまりビジネスにおいて必要最低限動く形にしなければならない。
写真のスライドの上のように、パーツ一つずつを組み合わせていくのではなく、下のように最低限走る形を作り、徐々に色んなものを実装していくのだと。ほうほう。
ピッチ
趣旨説明のあと、アイスブレイクとして簡単なゲームをした後、ピッチが始まった。
参加者約30人中、24人がピッチを希望した。Leeさん曰く、日本人はピッチする人が多く参加者の80%ほどだそう。
実はピッチを行うことは事前のリサーチ(SW関連のブログ読みまくった)により知っていた。やらない後悔はしたくないので、アイデアを考えピッチに参加した。
ピッチした私のアイデアは「イベントデーのトレンドを教え、イベント成功率をUPさせる」というもの。
その日がバレンタインデー前日というのもあり、チョコ作りの際作るチョコの形や味はどうやって決めているのだろう、今年流行の形や味を知るサイトがあれば喜ばれるのではないか、需要があるのではないかと考えたのだ。(全然思い浮かばず当日ギリギリで必死に捻出した)
一分間ピッチが始まり感じたことは、ビジネスアイデアよりインパクトが重要だということ。
時間がない中で次々にピッチが行われる中で、正直ピッチ内容なんて全く覚えてない。いかに(良い)印象を植え付けられるかの勝負になる。
全員のピッチが終わり、投票が始まる。
私のアイデアは2票のみ入り砕け散った。。。
ピッチの練習をしよう。。
残った上位7人のアイデアが採用され、次に30秒ピッチを行いどのアイデアに参加するかを決める。
私は2つのアイデアで迷っており、最終的にメンバーが面白そうで魅力的だったチームに参加することにした。
このチームは「起床+エンターテイメント」。
早起きにエンターテイメント性を持たせるというもの。
どのような風にエンタメ要素を取り入れるか、考えるのが楽しそう。
メンバーは発案者田中さん、ハッカーのハルさん、パイロットさん。
初日はチーム決めをし、軽く挨拶をしたところで時間終了。
とりあえず1人5個の案を考えてくるという宿題を決め解散。
緊張で疲れたからか帰宅してすぐ就寝した。
次回に続く。