勘違いしがち。寝不足と不眠症の違い!
勘違いしがち。寝不足と不眠症の違い!
学生や社会人にとって、一日のうちで自由に時間が使えるのは夜。
ネットやゲーム、読書にDVD鑑賞と、やりたいことがありすぎて、気づいたら毎晩深夜になってしまうことも多いのでは?
夜更かしした翌日は寝覚めも悪く、活力も起こりません。
眠気を抑えながら仕事をし、一日中気だるさを感じていたのに、いざ仕事が終わってみると目が冴えてきて、結局深夜まで起きてしまい、翌朝起きられない。
そんな悪循環にはまり、慢性的な睡眠不足に陥っている方も多いようです。
また、仕事や対人関係のストレスに悩み、なかなか眠れないという方も。
さらに、眠たいのに眠れないことから、「もしかしたら不眠症?」と心配になり、ますます眠れなくなる場合も。
「眠れない・・・ 」
不眠とはどんな状態?
理想的な睡眠時間をご存知ですか?
一般的に7時間~8時間と言われております。
ただ眠れていれば良いという訳ではありません。
布団に入ってもなかなか眠れず、入眠までに2時間以上にかかったり、ぐっすり眠った感じがしない。
または8時間睡眠できたけど、途中で2回以上起きてしまった状態だと「不眠」になります。
寝不足と不眠症の違いとは?
寝不足とは
様々な原因で必要な睡眠時間が足りていない状態のこと。
ネットやゲーム、読書にDVD鑑賞、または残業続きでいつも深夜まで起きている。
そして休日など時間がある時にいつも長く眠ってしまうという人は、睡眠不足の可能性が高い。
不眠症とは
一方、上記で書いたような、慢性的な不眠症状があり、不眠のために様々な身体的、精神的、社会生活上の支障が出る状態。
さらに医師が治療の必要を認めた場合に、診断されるのが「不眠症」になる。
夜なのに頭が覚醒している時
夜になると自然と眠くなります。
ですが、何故だか目が冴えてしまって眠りにつけない時がありませんか?
副交感神経が優位になるはずの時間帯に、交感神経が優位になってしまい興奮してしっています。
副交感神経とはリラックス状態に優位になる神経。
例えば、安心している時、ゆっくりしている時。
交感神経とは、興奮状態に優位になる神経。
例えば、テンションが高い時、怒っている時、運動している時。
いい睡眠と撮るには、副交感神経が優位でなければなりません。
寝る前に興奮するような、交感神経が活発になるようなことは控えましょう。
もしかして不眠症?と感じたら・・・
最近は老若男女問わず、不眠に悩む方が増えています。
アンケートで、「不眠または不眠症だと感じることがありますか」と訊いたところ、実に40%近くの方が「よくある・たまにある」と回答。
インターネットやスマホの普及など、楽しみが増えた社会における現代病といえるかもしれませんね。
病気になると治療が必要ですが、生活習慣からくる不眠であれば、ちょっとした意識改革で克服することができますよ。
一説によると日中の活動に満足がいっていない、物足りないと夜更かししたくなるそう。
「夜寝るには日中を活発に動けばいいんだな!」
日中元気に活動して、夜ぐっすり眠りましょう。
それでは、おやすみなさい。